OLYMPUS M.ZD ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
世の中には色々なモノを極めた
達人が存在するが
僕なんぞは、中々その境地まで
到達するセンスと努力が無く
そういった方々をお見かけすると
驚くばかり。
tastingもワインソムリエ様まで
いかずとも、
ビールの銘柄を見事に言い当てる
知り合いのジジイがいるが(笑
僕の場合だと
それぞれのビールを飲んだ時に
違うなとは思うが銘柄までは
皆目、分からずじまい
レンズも同様で
MF時代のメーカー別あたりなら
漠然と頷くあたりの判別も出来たが、
昨今の最新レンズになると
こりゃあもうお手上げな程
分からないモノと化す。
そも、一夫多妻的なレンズ漁りで
ひとつのメーカーに操を
捧げて無いのも要因かもしれないけれど
(8mm1.8Pro:ISO500.F3.2AE.+1.2.×1.6crop)
で、本レンズは
魚眼好きな嗜好もさる事ながら
大口径フェチも
合わせて発症している身としては
外せないレンズであるので
わざわざ予約までして
購入したという一品。
オリンパスのPro シリーズは
深度合成があるのが当たり前だと
思って買ったのだけれど、
当初、このレンズは
未対応で(後にファームアップで
対応するようになる)
個人的には、ここが最初の躓きで
最短、小さな対象だと
ブレやすく、四隅が流れやすく
シジミチョウだと決めコマの
歩留まりが悪くて
とてもがっかりした。
(この難しさを深度合成で躱したかったのだけど)
(8mm1.8Pro:ISO200.F1.8.1/3200sec.オリジナルサイズ)
ほぼ最短距離、この位のSSだとブレは大丈夫だけど、最短、開放の被写界深度の薄さを、深度合成でカバーしたかった)
(8mm1.8Pro: ISO200.F5.1/320sec.flash : ×1.6crop)
しかしながら、
撮影対象を小さなモノ以外にすると
解放からキレるし、
コントラスト、発色も素晴らしく
何よりも逆光耐性が頗る良い
結果的には、ファームアップまで
待ちきれず、
開放1.8の広角マクロ的深度合成は
不発に終わったけれど
大きさ、重さ、質感も良い
優秀なレンズだと思う
(tasting出来ない人だけど、笑)
(8mm1.8Pro:ISO500.F1.8.1/5sec.×1.2 crop)
OLYMPUS マイクロフォーサーズ用フィッシュアイレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO EF-M0818PROBLK
- 出版社/メーカー: オリンパス