巌流小次郎の物干し竿→ 勢源の小太刀へ
時代小説ファンで剣客モノが好きで(元々コミックも好きなのに何故かアニメはダメだったけど、年寄りになってアニメも抵抗なく観れる様になった最近のお気に入りは、ゴールデンカムイ、笑)
池波、司馬両センセは勿論、池波センセと新鷹会同門の
戸部センセが好きで富田流(中条流)のネタは全て
この方の小説から。
で、本題は、時代小説じゃなくて
撮影の話(前フリ長いわ、笑)
自然の生き物は、警戒心が強く慣れないと
(たとえ慣れたとしても)中々近寄らせては貰えないのが普通
チャンスも少ない、生態も余り知らない当時
必然レンズは長玉(望遠、超望遠レンズ)の
方が、確率が高くて
400mmや600mmにエクステンションチューブ
かまして近接下げて撮ってた頃がある
当時のお気に入りフィルムの常用感度がISO50のRVPだから、
SSなんぞどう頑張ってみても
上限1/250sec、平均1/60sec、少し暗いと1/8sec
バーダー御用達の高価な三脚にジンバルで
武装しても、ブレたコマの量産
それでもアホな僕は、筋肉痛と戦いながら
いつかは絶対などと非物理的な考えで
2年位は物干し竿振り回してたかな(笑
今ならやる前から分かるけど、
昔は近づいて逃げられるよりは、
兎に角撮りたい!そんな時代
(コレは少々調子に乗りすぎて超逆光でやり過ぎた、コントラスト強、色も濁ってレフでも起こしきれずアンダーめ)
近年は、近づく術(すべ)や間(ま)も
経験という長い道のりでどうにかなってる
それもあってか
年々望遠の出番は減って(超望遠なんぞはここ2年使ってない)
富田勢源の「術極むれば寸詰まる」と言う事を
朧に実感しつつ魚眼を小太刀に見立て
間合いを詰めてる(笑